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千葉院 院長 赤塚仁

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静岡院 院長 荒浪暁彦

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【漢方治療部門】漢方治療を行う理由

慶應義塾大学 東洋医学講座 非常勤講師
浜松医科大学 東洋医学講座 非常勤講師
日本皮膚科学会認定専門医

静岡 あらなみクリニック 院長
皮膚科医・漢方医 荒浪暁彦

私は皮膚科医としてアトピー性皮膚炎治療にステロイド外用剤を使用してきたのですが、外用している間は調子が良いのですが、後々にステロイドを止めていくとまた悪化する患者さんが少なからずいらっしゃることにジレンマを感じていました。

アトピーは、アレルギー体質故に生じる病気。だから痒みを外側から塗り薬で抑えても根本的な治療にはならないわけです。

10年以上前、私の診ていたある患者さんが、週刊誌でステロイド剤の副作用を知り、恐くなって突然中止したところ、急激に症状が悪化し脱水症状を起こして入院したのをきっかけに、他に治療はないものかと、本屋でアトピーの民間療法の本をあさりました。

当時は桃の葉療法、びわの葉療法、タイヨウトウ療法、温泉宅配療法、尿療法等多くの民間療法があり、中には一年で何百万円もかかるものもありました。

本の内容から、これは良いかもと見学に行かせて頂いた治療法もありましたが、私自身、患者さんに勧められるようなものは1つもありませんでした。

そんなある日、皮膚科漢方治療の第一人者である、二宮文乃先生のアトピー性皮膚炎の漢方治療という講演を拝聴する機会を得ました。
二宮先生によると、適切な漢方薬を飲ませればアトピーは根本的に改善されていくとのことでした。実際、呈示された写真の患者さんはかなり改善しています。

漢方薬は自然の薬草を組み合わせて作られる、古くさい民間療法と思っていましたので、当初は半信半疑でしたが静岡県でも屈指の名医が言うことであり、私もステロイド剤が効かなくなって全く打つ手なしの患者さんを抱えていましたので、藁をもすがる思いで二宮先生に患者さんを紹介させて頂きました。

すると、最強のステロイド剤でも痒みが止まらずどうしようもなかったのに、二宮先生に漢方薬を処方して頂いた患者さんが確かに改善していきました。
それもアトピーの皮疹が消えていくと同時に体調も良くなっていったのです。
体の中から根本的に治っていくような感じでした。

ステロイド剤をどんどん強くしていっても痒みがとれず、とうとう私が匙を投げた患者さんが、ステロイド剤不要の状態になっていくのを目の当たりに見せられ、これはもう漢方治療を勉強するしかないと思いました。

「皮膚は内臓の鏡」という言葉がありますが、アトピーでもニキビでも、全ての皮膚病の原因は体の中にあります。

例えば、ストレスで悪化する方は自律神経の異常、生理の時悪化する方はホルモン系の異常が主な原因です。
漢方薬は自律神経系、ホルモン系、免疫系の異常を治すのに非常に優れた薬ですから、目の前の患者さんの皮膚病が体の内部のどんな異常から生じているかを見極め、それを治すのに最適な漢方薬を選び、飲んで頂ければ根本的に皮膚病を治す事ができます。

皮膚病は突然体の表面である皮膚に生じるのではなく、原因は体の中にあるので、皮膚病を治すためには体の中の病気全てに対する漢方治療法を学ばなければなりませんから内科、整形外科、耳鼻科等、全科に渡る漢方治療の勉強が必要になります。
例えば、胃腸虚弱の方のアトピーは、胃腸を丈夫にする漢方薬で改善するのです。

私は静岡県島田市で、千葉県船橋市では皮膚科漢方治療の実践者として活躍する飯塚仁先生が主に診療を担当します。二人で力をあわせ最良の漢方治療をご提供いたします。